スピリチュアリストの自伝的書籍

懇意にしていたスピリチュアリストの先生の書籍です。東京を離れることになり、その前に先生の考え方等を自伝的にまとめました。
私はスピリチュアル関連の書籍も何冊か書いています。この先生から気功マッサージを受けており、郷里に戻る前まで、月2回定期的に訪問していました。

地方の旧家のお嬢さんに生まれました。女学校を出てから、上京し東京で仕事に就き、職場結婚。同時に家庭に入り、二人のお子様を授かりました。
霊的能力は子どものころからあり、人の見えないものが見える、聞こえないものが聞こえるといった経験を持っています。
親からの指摘もあり、その能力が他人とはかけ離れていることを知り、外に出すまいと努力を続けてきました。やがて、努力しなくても隠せるようになり、普通の若い娘さんと変わらないように生活できるようになります。

育児が一段落すると、なぜか昔持っていた能力を思いだし、友だちにカード占いをしたり霊感霊視占いをするようになりました。これがずば抜けて当たっているために驚かれ、料金をもらうようになり、一定の収入を得ることができるようになります。

気功マッサージでは医者から見放された重病患者を癒してずいぶん感謝されています。思想的にも一言あり、たとえばご先祖を敬うこと、人を恨まないことなど、訴えたいことがいくつかありました。

その先生の親が亡くなり、広大な土地の管理が必要になったものだから、夫とともに田舎に帰ることになりました。私はその半年ほど前から、マッサージを受けた後に取材し、原稿を執筆することになりました。
250ページほどの本になり、先生が東京を離れるその月に出版することができました。私の担当は原稿執筆で、編集から出版までは出版社が担当しています。